代表インタビュー
MESSAGE
社員同士の距離感が理想!
技術と幸せが詰まった、ときわ建工の代表者にインタビューしました!
昭和58(1983)年創業のときわ建工は現在、高知県内で造船の最大手である、新来島高知重工の協力会社として加工や組立溶接を行っています。
近年では、製缶部門にも力を入れて高知県内のメーカーからの受注が増えて成長し続けています。
そんなときわ建工の成長の秘訣を探るべく、國藤代表取締役社長と、近森常務にインタビューをしました。
「お客さまに喜ばれる仕事をコツコツとやっていく」
代表取締役社長
國藤 孝志
「ときわ建設」を創業した父の姿を見て、経済学部に通いながら、土木の手伝いをしていた國藤社長。現場を知り、そして業種が異なる「くろしお通信サービス」の代表取締役を兼務している社長は、広い視野を持っておられます。そんな社長にときわ建工の成長の秘訣と展望をお伺いしました!
県内外から頼られる鉄鋼の加工技術
Q.まずは、ときわ建工の設立について教えてください。
-A.私の父が創業した「ときわ建設」より鉄工部門として独立したのが始まりですね。
「ときわ」という名は めでたい・喜びの意味を込めて名付けたと聞きました。
そこから、19tボートの製作やビルの鉄骨製作など時代に合わせて変遷しながら株式会社新来島高知重工様の造船業を主に行う現在に至っています。
Q次に創業40年を超える歴史をつくられた要因を教えてください。
-A.そうですね。やはり、時代に合わせて業態を変えていけたということが大きな要因だと思います。社員ひとり一人の技術やレベルアップへの情熱とそれを支える環境の整備、小さなご縁でも大切にし、大事に育て上げてきてくれた社員や幹部の皆様の力があってのことだと感謝しています。
Q.これからときわ建工を目指す若い人たちに最後に一言お願いします。
-A.鉄鋼業と聞くと力仕事で厳しいと思うかもしれませんが、まずは私たちの仕事を見て感じてほしいです。
前向きに元気に働いてくれる人なら男女関係なく活躍できる職場です。経験の有無は関係ありません!ぜひ、皆さんの挑戦をお待ちしてます!
「社員とその家族の幸せが会社成長の原動力」
常務取締役
近森 義彦
高校卒業後から前職では製造業で設計しており、ときわ建工に来てからも現場で活躍していた近森常務は、本当に社員の幸せを一番に考えており、交流を大事にされています。同じ目線で仕事を考えられる近森常務だからこそできる、ときわ建工の働きやすい職場づくりについてインタビューをしました!
高品質と安全、両立ができるモノづくり
Q.まずは、ときわ建工の業務内容について改めて教えてください。
-A.弊社は長期にわたり県内造船最大手(株)新来島高知重工の協力会社として船体部品の加工や組立溶接を行っています。また、自社岸壁を所有している事により陸送出来ない大型鋼構造物の製作、海上輸送を行えるなど他社にない強みもあります。
近年は、造船業一本だった業態から、新たに第三工場を立ち上げ雇用を増やし製缶部門にも力を入れています。おかげさまで技術が認められ、県内メーカー数社よリ安定的に受注しております。
Q.では、次に業界の変化について感じられていることと、モノづくりで心掛けていることをお教えください。
-A.そうですね。日本は元々、貨物船の保有数も多く造船業が盛んですが、もちろん中国をはじめとした他国も増えてきています。そんな中で日本は品質で勝負し続ける必要があるため、近年は品質の基準点がより高くなってきたと感じています。自分たちもレベルを上げていき、お客様の満足のいく製品を納期に合わせて納めることを目指しています。
そして、重量物を扱う弊社だからこそ、安全には特に気をつけなければなりません。月1の安全衛生委員会の点検はもちろん、クレーンのワイヤーロープや吊り具類は基準以上に早めに交換をしています。労働基準監督署の安全パトロールで「良く管理ができている」とお墨付きをもらったこともあります。
働きやすい職場を社員と目指す
Q.社員の皆さんがすごく生き生きと働いておられるように感じますが、何か取り組まれていることはありますか。
-A.そうですね、ともに働く社員や家族の幸せが会社を成長させる原動力と考えております。だからこそ、社員が出来るだけストレスなく働くには、気軽に悩み事を相談し合える職場にする必要があると思っています。
そのために、親睦会や慰安旅行、その他イベント事も定期的に開催し、社員同士のチームワークを強くしていくことを大切に考えております。
また、夏の暑い時期に工場でサマータイムを導入して、7時から16時の就業時間にしましたが、夏が終わっても社員から通勤渋滞もなく、終業後の家族の時間やプライベートの時間を多く取れるから継続してほしいという声があがり、今もその就業時間を続けています。
夏は冷たいお茶や空調服を支給して、暑さ対策を積極的に行っています。誰もが働きやすい職場づくりを目指し続けています。
すぐに結果を求めず、一歩ずつ成長してほしい
Q.最後に、これからときわ建工を目指す若い人たちに一言お願いします。
-A.造船業が本業ではありますが、わずか数ミリの鉄板から数十トンの巨大鋼構造物まで製作出来る特殊な会社です。仕事も当然多種多様にあります。だからこそ、周りを見て自分の段取りを考えられる人が向いていると思います。でも難しく考えることはありません。毎日を普通に、頑張りすぎる必要はないということ。何でもない当たり前のことを徹底的に行うことを嫌わないこと。「凡事徹底に努めること」が仕事をするうえで一番大事かなと思います。